2004年03月24日

もしもシリーズ

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え〜、日本にはいろいろと変わったアメリカ料理店がありますようで...

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カランコロ〜ン
「いらっしゃいませー」

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カルフォルニア料理と看板を出しながらメニューの3/4がパスタとピザの店。
「こちらサンタモニカ風チキンのパスタになります」

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フランス料理や懐石料理のようにこじんまりとした盛付けな店。
ドカン!と盛ってこそアメリカ料理ってイメージがあるんだけどなぁ〜

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ソウル音楽がBGMに流れているだけのソウルフードレストラン。
そんでもって、いちおしメニューはフレンチオニオンスープとハンバーグでした。

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だめだこりゃ
posted by コリスイン at 12:00| コリスケ

2004年03月05日

ゆで卵丼

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大学の学食でメシを食べました。

今どきの学食って健康やカロリーに気を使った野菜中心メニューなんか充実してるのかなぁと思っていたのですが、まったく昔と変わりませんね。丼ものなんかの種類が多く、安くてボリューム重視でありました。

大学生のオレが金がないときに学食でよく食べていた「ゆで卵丼」というものがありましてね。まあメニューにのっている丼じゃなくてオレたちが勝手につくり出したのですが...ライス大盛の上におでんのゆで卵をのせてもらいましてね、その上に「おばちゃん、たっぷりかけてなー」とおでんの出汁をドボドボかけてもらうのですよ。で、食べる時にゆで卵をこうグチャグチャにつぶして、めしも出汁も全部メタゴジャに混ぜて食べるのです。

マズそうですかー?(笑)

確かにウマいもんじゃあないです。でもライス大盛が80円、おでんが30円で合わせて110円で満腹になるのでビンボ〜な学生には嬉しいことでしたね。ここの学食では結構なヒットメニューだったんじゃないかなぁ。行列のできるゆで卵丼なんてね。

卒業後、5年くらいしてから卒業証明書が必要になりましてね、友だちと大学に訪ねたついでに学食で昼飯を食べました。普通にハンバーグ定食を注文したのですが、食堂のおばちゃんの態度が学生の当時とくらべるとやけによそよそしいのです。スーツなんか着ていたので講師だと勘違いされたようですね。

オレは一緒に行った友だちに「ゆで卵丼」を見せてやろうと、おばちゃんに「悪いんだけど、おでんの卵ひとつゴハンにのせて、出汁たっぷりかけて...」と言ったところで、おばちゃんがハッと振り向いて「あら〜アンタだったんかい、見たことある顔だと思ってたんよ」

え?オレ=ゆで卵丼なの、おばちゃん?
もしかしてホントはあんまり食べる人いなかったのか?ゆで卵丼。
というか何で、オレ=ゆで卵丼なの〜?

ヤダなー
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2004年02月29日

鶏とサイモンとガーファンクル

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サイモン&ガーファンクルチキンという料理があります。

サイモン&ガーファンクルは60年代を代表するポール・サイモンとアート・ガーファンクルの二人組フォークデュオですが、最近は「誰それ?」って人も多いようですね。現に先日ガーファンクルが車内でマリファナ所持の容疑で捕まったときにも、若い警官に「まてまてまて、俺はあのアート・ガーファンクルだぞ」と胸を張って言い放ったのに「ああ、そうっすか」と軽〜く流されて即逮捕だったそうです。

まあオレも彼らについては、2・3曲の歌をしっている程度なのですけどね。まずは代表曲でありビジーフォーのものまねで有名な「サウンド・オブ・サイレンス」、時代を繁栄したメッセージソング「明日にかける橋」、そして元々は古いフォークソングの「スカボロフェア」...実はこのスカボロフェアがサイモン&ガーファンクルチキンの名前の由来なのです。

この料理はその歌詞の中に何度もでてくるパセリ、セージ、ローズマリーとタイムで風味付けした鶏胸肉をオーブンで焼いたものです。アメリカには人の名前がついた料理ってかなりあるのですが、こういった歌詞からとった名前というのは珍しいですよね。日本でいったらどんなものでしょう。

ホタテをなめんなよ〜♪ということで、ホタテの刺身となめこをのせた「安岡力也丼」てなところかなぁ。
posted by コリスイン at 12:00| コリスケ

2004年02月11日

ラブラブカロプリーズ

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「もうすぐ、バレンタインズデーですね〜」
「チョコちょーだい!」
「日本風ですとプリタンがあげる側ですよ」
「アメリカ風で、チョコちょーだい!!」
「アメリカですと男の人が花とかチョコとかジュエリーとか送りますよね」
「ジュエリーよりもランジュエリーって人もいます、きゃー」
「きゃー」
「バレンタインズデーのごはんなんかありますか、カロタン?」
「う〜ん、そうですね〜、ラブラブステーキなんてどうでしょう?」
「ラブラブステーキ?」
「はい、まずはステーキ肉を買ってきます」
「はーい」
「塩コショウして焼いたステーキを斜めにズタンッと切りまして」
「切りましてー」
「クルッと裏返して切り口をくっつけると」
「くっつけるとー」
「ハート型ステーキでっす」
「うみゅ〜」
「納得してませんね」
「うみゅ〜〜〜」
「これだけじゃないですよー」
「...何でしょう?」
「ジャガイモやベルペッパー、トマトなどの野菜もハート型にくり抜いて、オーブンで焼いちゃいましょう」
「焼いちゃいますと?」
「ハートいっぱいのつけ合わせです!」
「わーお」
「サラダのトッピングも自家製ハートクルトンでっす!」
「いやっほー、ちょっとプリタンのってきましたよ〜」
「お菓子は〜もちろんハート型チョコレートケーキでっす!!」
「わーーーい!!!」
「わーい」
「わーい」
「わーい」
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君たちはおいくつ?

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カジモトとPILLSBURYの話をしていまして分かったのですが、あの「フフ〜」の鳴き声で有名なDOUGHBOYが誕生してから今年で39年になるそうです。

「ドウボーイって39才なんだ〜」
「いや、それは違うよコリスケ」
「ん?」
「彼がCMに登場した時はすでにあの姿だったんだよ」
「うん」
「まあ、どれだけ若く見積もっても当時ですでに10才以上だったはずだ」
「ということは...」
「彼は49才」
「う〜ん、そう考えるとあの『フフ〜』もちょっと怪し気に聞こえるな」
「へへへ、もうちょっと強めにつついてくださいよ。あっ、フフ〜」
「何かエロいなぁ、それ(笑)」
トニー・ザ・タイガーは1952年に登場。当時5才として推定57才だね。ロナルド・マクドナルドは1963年に登場で当時は20才くらいかなぁ。今は61才だね」
「う〜む、結構みんな年いってるなぁー」
グリーンジャイアントも見た目20才くらいだよな。う〜んと彼の登場は...1925年」
「99才かよー」
「すごいな。来年100才だよ」
「きんさん、ぎんさんみたいだ」
「きんも100才、ぎんも100才、みどりも100才ってな」
「あはは」
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2004年02月09日

菜食の理由

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仏教徒が菜食なのは、輪廻転生を信じているからです。

つまり、バクバクと喰らいついたケンタッキーフライドチキンが実は一昨々年の夏に亡くなったおじいちゃんだった!なんて可能性もあるからだそうで...

う〜ん、それは食べづらい。
posted by コリスイン at 12:00| コリスケ

2004年02月08日

タブーのブタなのだ

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ヒンズー教徒の牛肉のように他の宗教にも食べ物のタブーがあります。

イスラム教徒は豚肉を食べません。詳しく言いますとヒヅメが割れていて、かつ反すうをする動物しか食用にしてはいけないからだそうです。主に羊肉と牛肉を食べています。更に魚もヒレとウロコがないものは食べません。イカもタコもカニもダメだそうです。

ユダヤ教徒も全く同じものを食べる事をタブーとしています。キリスト教徒の中には酒や煙草なんかをタブーとしている人々がいますね。モルモン教徒などは更にお茶やコーヒーなど嗜好品のすべてがタブーだったりします。今はどうなのか分からないですが、仏教でも仏僧は酒や肉魚を食べないですよね。

しかし、こういうのってタブーだと思うとなおさら食べてみたくなるんじゃないかと...

それが証拠に、今から20年ほど前にイラン・イスラム革命の指導者ホメイニ師の命令で研究を続けていた科学者が「チョウザメにウロコ発見!」と世間に発表しました。目当てはその卵であるキャビア。たしか、エラの上にある突起かなにかがウロコの退化したものだとか言い張ったんですよね。う〜む、そこまでしてでもキャビアが食べたかったようです。

落語「こんにゃく問答」に出てくるニセ僧侶が酒を「般若湯」、どじょうを「踊り子」、マグロのさしみを「赤豆腐」などと隠語で呼ぶ下りがあります。これなんかもホメイニ師の「チョウザメのウロコ」に近いものがありますよね。

オレの友だちにウイスキーのポケットボトルを仕事場の机の引き出しに隠しているやつがいるんです。いや別にアル中って訳ではないんですよ。彼は仕事で成功したことがあると仲間と一種にオフィス内で小さなお祝をするそうで、その時はウイスキーのことを「TANGY WATER(ピリピリ水)」って呼ぶのだそうです。

いやぁ〜、そのうちイスラム教徒が豚を「陸マグロ」とかユダヤ教徒がイカを「海ベーコン」とか呼んだりなんかしちゃったりしてー
posted by コリスイン at 12:00| コリスケ

2004年02月05日

ビーフカレー

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ニューヨークでインドの人に「本格的なインド料理店に連れていってあげよう」と誘われました。イーストビレッジの一角「リトルインディア」と呼ばれる地区の中にあるその店は外観も内観も他のインド料理店と全く変わったところはありませんでした。注文は彼に任せ、運ばれた料理を一口食べたときにオレは店に入ってきてからズ〜〜ッと疑問に思っていたことを彼に伝えました。

「この店のどこが本格的なんだよ。オレには何から何まで他の店と変わらないように見えるぜ」
「だからお前は日本人なんだよ」
「?」
「メニューを見てみな。牛肉を使った料理が一つもないだろうよ」
「ほんとだ」

ヒンズー教徒は牛肉を食べません。牛は神様(シヴァ神)の乗り物で神聖な動物だからだそうです。そういえば、マクドナルドがフレンチフライの風味づけに牛肉エキスを使っていることを隠していたといってワシントン州のヒンズー教徒たちに訴えられたってニュースがありましたよね。

「何かさオレの好きなインド料理屋のカレーより味が薄く感じるんだけど、これって本格的な味なんだろうな」
「いや、この店の本格的なところは牛肉使ってないところだけさ」
「え?」
「味が薄いのはシェフの腕が悪いんだろーな。実際このカレーはオレにもちょっと水っぽい(笑)」
「オイ」
posted by コリスイン at 12:00| コリスケ

2004年02月03日

恵方に向かって喰え

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節分の晩の話です。

当時大阪で大学生をしていたオレはバイトの帰りにバイクで公団住宅郡の横の道を走っていました。ムチャクチャ寒い夜だったので「早く帰りてぇー」と少しスピードを出していたかもしれません。

目の横に異なものを感じて、その方向を見ると、住宅の半分以上のベランダで同じ方向を向いて人々が何かをくわえているのですよ。いや〜衝撃的でしたね〜

今でこそ関東でも節分に太巻きを一本喰いする風習が知れ渡ってきましたが、初めてアレを見た時はそれはそれはビックラこきました。

だって分からないんですよー、何喰ってるのか。

あんまりビックラこいたため、ハンドル操作を過って「ドンガラガッチャーーン」と豪快にひっくり返って体半分擦り傷だらけ、血ぃダラダラでした。

でもそんな風にド派手なパフォーマンスを目の前で繰り広げたオレをよそ目に住人のみなさんは「得体の知れないもの」を黙々とモグモグと食べ続けているのでした。
posted by コリスイン at 12:00| コリスケ

2004年02月02日

節分カロプリーズ

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「カロタンデス」
「わぁー」
「ドウシマシタ、プリタン」
「カ、カロタンはどこですか?」
「ワタシ、カロタンデス」
「カロタンはそんなに恐い顔してません」
「オメンデス」
「あ、お面ですか〜、もぉビックリしましたよ」
「グフフ」
「もう節分ですもんね」
「セツブンハ、キライデス」
「プリタンも節分はそんなに好きではないですよ」
「ナゼデスカ」
「節分のお豆は甘くないからでーす」
「グフフ」
「でも何で節分にお豆をまくのでしょう?」
「シリタイデスカ?」
「知りたいでーす」
「ムカシ、オニタチ、キョウトノマチデ、アバレタ」
「京都ですか」
「コマッタニンゲンドモ、オレタチノ、スンデイル、ホラアナニ、マメマイタ」
「オレたち?」
「オレタチ、マメキライ、ソトニデレナイ」
「カ、カロタン?」
「ニンゲンドモ、ユルシテナルモノカ!」
「カロターン!カロタンはどこですかー!!」
「ワタシ、カロタンデス」
「うわーん!」
「ワーイ」
「わーん!!」
「ワーイ」
posted by コリスイン at 12:00| コリスケ