2002年11月15日

マイ・ブルー・ホースラディッシュ

2kuma.gif

さてさて、いよいよ生牡蠣を食える夕方。

既にヨダレをたらして料理屋に向かおうとしていたら「牡蠣はあるけどカクテルソース用のホースラディッシュがみつからねーんだ。くまさん買ってきてくれー」とコリスケから電話。

そこでホースラディッシュを探して、いかにもありそうな高輪や白金のスーパーへ出向きました。

「ホースラディッシュが見つからないんですがー?」
「はぁー?それは何ですか?」
「野菜です」

こんなことを繰り返し結局は頼れるデパ地下でゲットしたんですが、ふと思い出したのはスティーブ・マーチン主演の「マイ・ブルー・ヘブン」って映画です。

見てない方にはわからないかもしれませんので説明を。

主役のスティーブマーチンはWitness protection program(法廷で証人として発言するのと引き換えに、罪を免除され名前も住所も変えて違う人物として暮らせるアメリカの司法取引)で平和な郊外の住宅地に越して来た元NYのイタリアンマフィアの一員。NYの下町育ちの彼が閑静な郊外になじめずドタバタする映画です。

そのワンシーンにスーパーマーケットでのシーンがあります。

「何か当店で見つからないものがありましたか?」
「ルッコラが見あたらねー」
「はぁー?それは何ですか?」
「ベジタブルーー!!」

私と同じだー。
posted by コリスイン at 12:00| クマオ

2001年09月09日

KFCの法則

2kuma.gif

コリスケと私が育った日本の街には三十年もまえから駅前と海岸に2件のケンタッキーフライドチキンがありまして、総菜屋の代わりに食卓を飾ってました。当時のほうが猛烈にうまかったよなー、あの秘伝の11種のスパイス。確かに子供の頃は「贅沢なご馳走」でしたよね。当時の夢は「大人になったらカーネル・サンダースが抱えてるバーレルを抱えて食べるぞー」でした。達成しました。

10年前、ニューヨークのR市ではドライブしていてKFCがあるエリアに来ると警戒しないといけない法則がありました。確かに偏見もありますが、販売価格が確かに安いのでそうだったのかも。そんな当時もKFCには行ってました。NYでも以前はKFCの法則は成り立ちました。でも最近はめきめきと店舗が増え、あまりそんな感じでもなくなりました。Pizza Hut ,Taco Bellと同系列に吸収でもされたのがきっかけとかなんでしょうか?(改名の理由もそれ?)ちなみに3店とも好きなので、この3店+コリスケ料理のローテーションで暮らしていけます。

蛇足ですが、最近まで彼の名は「サンダース家のカーネル君」だと思っていました。それが数年前、「カーネル」ってcolonelで大佐って意味だと知りました。ところが彼は大佐でもないらしい。じゃあ、なに?ただの親父さんたちに使う敬称だそうな。そういえば日本でも「よ、大将。元気っすか?」なんて言うもんね。
posted by コリスイン at 12:00| クマオ

2001年06月30日

モンタナの牛

montana.jpg

オスの子牛が生まれるとタマをとっちゃいます。
してみると、2回に1回はオカマ牛を食べてるって事ですね。
タマがあると暴れて他の牛とケンカしたりするからですね。
このあたりは猫といっしょです。
で、ちょっと違うのは猫と違って丁寧にはやらないところです。
そしてその日は朝から老若男女牧場総出でナイフを勝手にスッパリとタマを切りまくります。
ひもで縛って1週間ぐらい待つところあるそうですが、スパッといった方が後々膿んだり腐ったりがないのでいいそうです。
で、これに参加した人たちだけのお楽しみが作業後のバーベーキューです。
フレッシュなタマを焼いて食べるのがあちらにいいらしく
春はみんなやけに元気だとか…。
posted by コリスイン at 12:00| クマオ

2001年05月17日

海老と私

2kuma.gif

海老、蝦、エビ。

その反り返った尾に、なぜ魅力を感じるのか。

大きな頭には目もくれず、君の尾っぽに喰らいつく

至福の時をいったい私はどれほど待ち望んだ事か。

君との出会いは幼稚園のとき。

手づかみで食べた君の塩焼き。

今でも一番の好物だ。

レモンをかけはじめたのは高校の頃、

生のうまみも覚えたのもあの頃

ああ、、なぜに君はかくも美味い
posted by コリスイン at 12:00| クマオ

2000年06月12日

おフランスな日々 -後編-

2kuma.gif

さて、前篇で「フランスのいやみ貴族」はパリジャンだけと書きましたが、実はパリ以外にもいるんですね〜気取ったやろうが。それも日本の銀座あたりに。

老舗で名高く、いまどき珍しいジャケットとタイ着用のマキ○ムに。家族と先日、そこへ食事に行きました。味はさすがにまともでしたし、サービスの行き届いていて流石と思わせるものでし た。さて、食後に満腹で満足してついジャケットを脱いでウンコに行ったら、大変なめに。なんとトイレの外で店員が厳しい顔で私を待っているじゃないですか。しかも私のジャケットを無断で席から持ってきていました。そして「困ります。ポリシーです。」と怒られました。いいだろ、ウンコなんだから。だいたい人のジャケットを勝手に持ってくるのは「困ります。」 せっかく客が満足していい気分なのに、ぶち壊すことはないでしょ、他の客だって気にしてないと思うし。気にしたところで何なんでしょう。Yシャツにネクタイだけじゃ、無礼だと思う客がいたとしたら、えらい勘違いです。どうもここは客の満足より、店のプライドを重視するようですね。この気取った店から連想されたのは鹿鳴館ですね。気取ってれば良いと思っているんでしょうか。もう、過去の店ですね。二度と行かん。今度、サービスでは日本一と定評のあるホテルオークラのラ・ベルエッポックあたりでジャケットなしウンコしてきます。さて、どうなるか?ご期待を。
posted by コリスイン at 12:00| クマオ