
さてさて、いよいよ生牡蠣を食える夕方。
既にヨダレをたらして料理屋に向かおうとしていたら「牡蠣はあるけどカクテルソース用のホースラディッシュがみつからねーんだ。くまさん買ってきてくれー」とコリスケから電話。
そこでホースラディッシュを探して、いかにもありそうな高輪や白金のスーパーへ出向きました。
「ホースラディッシュが見つからないんですがー?」
「はぁー?それは何ですか?」
「野菜です」
こんなことを繰り返し結局は頼れるデパ地下でゲットしたんですが、ふと思い出したのはスティーブ・マーチン主演の「マイ・ブルー・ヘブン」って映画です。
見てない方にはわからないかもしれませんので説明を。
主役のスティーブマーチンはWitness protection program(法廷で証人として発言するのと引き換えに、罪を免除され名前も住所も変えて違う人物として暮らせるアメリカの司法取引)で平和な郊外の住宅地に越して来た元NYのイタリアンマフィアの一員。NYの下町育ちの彼が閑静な郊外になじめずドタバタする映画です。
そのワンシーンにスーパーマーケットでのシーンがあります。
「何か当店で見つからないものがありましたか?」
「ルッコラが見あたらねー」
「はぁー?それは何ですか?」
「ベジタブルーー!!」
私と同じだー。