2003年12月13日

黒糖酒

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日本産のラム酒を呑みました。

日本のラム酒ってめずらしいですよね。唯一、沖縄のヘリオス酒造で造られているらしいです。オン・ザ・ロックで呑むとラム独特のまろやかな甘味が口の中に広がって、なかなかウマいスピリッツです。

アメリカでは大抵の人がバーなどでラム酒を呑む時にはコークで割っていますね。いわゆるラム&コークってやつです。他の呑みかたしてるの見たことないなぁ...あ、あったあった。グロックってカクテルがあるんですよ。ラム酒のお湯割りに砂糖を入れて、レモンを絞ったやつなんですけどね。これはラムの歴史に大きく関わっている酒なのです。

18世紀、イギリスの海軍が航海中に船に持ち込んでいた酒というと樽に詰めたビールでした。でも長い旅の間に発酵が進んじゃうもんだから、そのうちにこれが酸っぱくて呑めたもんじゃなくなっちゃったらしいです。当時イギリス海軍にエドワード・バーノン提督という人がいたのですが、彼は航海の途中で立ち寄ったジャマイカ(だったかなぁ〜)で見つけたラム酒をビールの代わりに船員達に呑ませたそうなのですよ。ラム酒はビールのように酸っぱくならないし、良い考えだと思ったのですが、ところがどっこい、ラム酒のせいで酔っぱらっちゃて仕事にならない船員たちが増えちゃいましてね...こらヤバいどうにかしなきゃとラム酒を水割りにして船員に与えたそうです。これがグロッグの原形ですね。

えー、グロッキーって言葉ありますよね、よくボクシングなんかで使う、あれはこのグロッグから来てる言葉なんですよ。ちなみにグロッグという名前はバーノン提督のあだ名「オールド・グロッグ」からとったそうです。

最初はただのラム酒の水割りだったグロッグも船員たちが呑みやすくするためにライムを絞ったり砂糖を入れたりして、今のグロッグに近いものになっていきました。

今、沖縄のラム酒で作ったグロッグを呑みながらこの文を書いているのですが、オン・ザ・ロックだけでなくグロッグにしてもウマいですよー、これ。
posted by コリスイン at 12:00| コリスケ