2004年06月21日

ホンマのハンバーガーをみせちゃる(2)

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ちょっと横道にそれましてハンバーガーの歴史なんかを話してみましょうか。

タルタルステーキってありますよね。生の牛肉をたたいて、卵や玉ねぎ、ピクルスなどを混ぜる料理ですが、それを焼いたものがハンバーグの元といわれています。その焼きタルタルステーキをドイツ移民がアメリカに持ち込んだのは1800年代の後半です。当時はドイツの港町の名前をとってハンブルグステーキと呼ばれました。

レストランのメニューに登場するのは1884年、NYのデルモニコレストランでのことです。はい、まーた出ましたデルモニコレストランです。もう何かアメリカ料理の歴史を調べると必ずこの店が顔を出す感じですよねぇ。どこにでもデルモニコなーんてね...ケホケホ。

え〜、デルモニコではハンブルグステーキではなくアメリカ風にハンバーガーと呼ばれました。でもこれ名前はハンバーガーですが日本のハンバーグのように主菜のひとつとして出されたそうですよ。数年後にハンバーガーはパンに挟まれまして手軽に食べられるようになり、アメリカ全土にバクハツ的に知れわたることになります。

それ以後、パンに挟まったものが一般的にハンバーガーと呼ばれるようになったのですが、デルモニコのハンバーガーは「パンで挟むだとぉ!そんな下品なものは客に出せん!」と海原雄山のごとく、あくまでも皿に乗った料理として客に出され続けたそうです。(現在ではパンに挟んだハンバーガーを出していますよ)

というもの名前が紛らわしいという理由で、パンに挟まれていない「おかずハンバーガー」は「SALISBURY STEAK」という形で、そのレシピが一般の家庭に広まっていきました。イギリスの栄養学者J.H.SALISBURYさんが牛の赤身肉が体に良いと主張して、そのレシピが流行ったことが名前の由来だと言われてます。また、この料理はアメリカの学校給食の定番メニュー、そしてTV番組「サウスパーク」のシェフの得意料理としても有名ですよね。

うちでは名前が似てるので「サルスベリステーキ」って呼んでいます。
posted by コリスイン at 12:00| コリスケ

2004年06月10日

ホンマのハンバーガーをみせちゃる(1)

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オレの友だちのことなんですけど、こんな話があります。

彼女がNYのセントラルパーク沿いのホテルで研修していたときに、そのホテルのレストランでシェフをやってるお兄ちゃんと友だちになりましてね。ある日マクドナルドで一緒にハンバーガーを食べていると、そのお兄ちゃんが「ねえ、こんな屑肉を機械で練っただけのハンバーガーじゃなくて、本物の美味しいアメリカンハンバーガーを食べてみたくない?僕が作ってあげるよ...君ん家で」と彼女に言ったそうなんです。ま、かーなーり下心もあったようですが(笑)

彼女もその下心をちょっとヤダなぁと思いながらも「本物の美味しいハンバーガー」と言う言葉に引かれちゃったらしく、ランチの時間ならいいわよと答えました。

実はですね、彼女が思い描いている「オシャレなキッチン」の第一条件というのがスパイスラックがあることらしいんですよ。で、この街に住むようになってすぐにウイリアムソノマでステンレス製のキラキラしたラックを買いましてね。そこに並べるスパイスだって勿論1ドルのプラスティックボトルなんかじゃなくて、マコーミックのグラスボトルをドドドドドンと買い揃えました。ただ悲しいかな日本人の性でですね、うちで作る料理は殆ど和食。スパイスラックといえばブラックペッパーばかりが減るばかりでチョット悲しかったそうです。

そして約束の日、彼女はシェフのお兄ちゃんがラックに並んだスパイスをあれもこれも使いまくってくれることを期待し、使いやすいようにボトルを並べかえたりしているとドアベルが鳴りました。

「ブベーーー」
posted by コリスイン at 12:00| コリスケ