2004年02月05日

ビーフカレー

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ニューヨークでインドの人に「本格的なインド料理店に連れていってあげよう」と誘われました。イーストビレッジの一角「リトルインディア」と呼ばれる地区の中にあるその店は外観も内観も他のインド料理店と全く変わったところはありませんでした。注文は彼に任せ、運ばれた料理を一口食べたときにオレは店に入ってきてからズ〜〜ッと疑問に思っていたことを彼に伝えました。

「この店のどこが本格的なんだよ。オレには何から何まで他の店と変わらないように見えるぜ」
「だからお前は日本人なんだよ」
「?」
「メニューを見てみな。牛肉を使った料理が一つもないだろうよ」
「ほんとだ」

ヒンズー教徒は牛肉を食べません。牛は神様(シヴァ神)の乗り物で神聖な動物だからだそうです。そういえば、マクドナルドがフレンチフライの風味づけに牛肉エキスを使っていることを隠していたといってワシントン州のヒンズー教徒たちに訴えられたってニュースがありましたよね。

「何かさオレの好きなインド料理屋のカレーより味が薄く感じるんだけど、これって本格的な味なんだろうな」
「いや、この店の本格的なところは牛肉使ってないところだけさ」
「え?」
「味が薄いのはシェフの腕が悪いんだろーな。実際このカレーはオレにもちょっと水っぽい(笑)」
「オイ」
posted by コリスイン at 12:00| コリスケ

2004年02月03日

恵方に向かって喰え

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節分の晩の話です。

当時大阪で大学生をしていたオレはバイトの帰りにバイクで公団住宅郡の横の道を走っていました。ムチャクチャ寒い夜だったので「早く帰りてぇー」と少しスピードを出していたかもしれません。

目の横に異なものを感じて、その方向を見ると、住宅の半分以上のベランダで同じ方向を向いて人々が何かをくわえているのですよ。いや〜衝撃的でしたね〜

今でこそ関東でも節分に太巻きを一本喰いする風習が知れ渡ってきましたが、初めてアレを見た時はそれはそれはビックラこきました。

だって分からないんですよー、何喰ってるのか。

あんまりビックラこいたため、ハンドル操作を過って「ドンガラガッチャーーン」と豪快にひっくり返って体半分擦り傷だらけ、血ぃダラダラでした。

でもそんな風にド派手なパフォーマンスを目の前で繰り広げたオレをよそ目に住人のみなさんは「得体の知れないもの」を黙々とモグモグと食べ続けているのでした。
posted by コリスイン at 12:00| コリスケ

2004年02月02日

節分カロプリーズ

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「カロタンデス」
「わぁー」
「ドウシマシタ、プリタン」
「カ、カロタンはどこですか?」
「ワタシ、カロタンデス」
「カロタンはそんなに恐い顔してません」
「オメンデス」
「あ、お面ですか〜、もぉビックリしましたよ」
「グフフ」
「もう節分ですもんね」
「セツブンハ、キライデス」
「プリタンも節分はそんなに好きではないですよ」
「ナゼデスカ」
「節分のお豆は甘くないからでーす」
「グフフ」
「でも何で節分にお豆をまくのでしょう?」
「シリタイデスカ?」
「知りたいでーす」
「ムカシ、オニタチ、キョウトノマチデ、アバレタ」
「京都ですか」
「コマッタニンゲンドモ、オレタチノ、スンデイル、ホラアナニ、マメマイタ」
「オレたち?」
「オレタチ、マメキライ、ソトニデレナイ」
「カ、カロタン?」
「ニンゲンドモ、ユルシテナルモノカ!」
「カロターン!カロタンはどこですかー!!」
「ワタシ、カロタンデス」
「うわーん!」
「ワーイ」
「わーん!!」
「ワーイ」
posted by コリスイン at 12:00| コリスケ