2004年02月29日

鶏とサイモンとガーファンクル

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サイモン&ガーファンクルチキンという料理があります。

サイモン&ガーファンクルは60年代を代表するポール・サイモンとアート・ガーファンクルの二人組フォークデュオですが、最近は「誰それ?」って人も多いようですね。現に先日ガーファンクルが車内でマリファナ所持の容疑で捕まったときにも、若い警官に「まてまてまて、俺はあのアート・ガーファンクルだぞ」と胸を張って言い放ったのに「ああ、そうっすか」と軽〜く流されて即逮捕だったそうです。

まあオレも彼らについては、2・3曲の歌をしっている程度なのですけどね。まずは代表曲でありビジーフォーのものまねで有名な「サウンド・オブ・サイレンス」、時代を繁栄したメッセージソング「明日にかける橋」、そして元々は古いフォークソングの「スカボロフェア」...実はこのスカボロフェアがサイモン&ガーファンクルチキンの名前の由来なのです。

この料理はその歌詞の中に何度もでてくるパセリ、セージ、ローズマリーとタイムで風味付けした鶏胸肉をオーブンで焼いたものです。アメリカには人の名前がついた料理ってかなりあるのですが、こういった歌詞からとった名前というのは珍しいですよね。日本でいったらどんなものでしょう。

ホタテをなめんなよ〜♪ということで、ホタテの刺身となめこをのせた「安岡力也丼」てなところかなぁ。
posted by コリスイン at 12:00| コリスケ

2004年02月11日

ラブラブカロプリーズ

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「もうすぐ、バレンタインズデーですね〜」
「チョコちょーだい!」
「日本風ですとプリタンがあげる側ですよ」
「アメリカ風で、チョコちょーだい!!」
「アメリカですと男の人が花とかチョコとかジュエリーとか送りますよね」
「ジュエリーよりもランジュエリーって人もいます、きゃー」
「きゃー」
「バレンタインズデーのごはんなんかありますか、カロタン?」
「う〜ん、そうですね〜、ラブラブステーキなんてどうでしょう?」
「ラブラブステーキ?」
「はい、まずはステーキ肉を買ってきます」
「はーい」
「塩コショウして焼いたステーキを斜めにズタンッと切りまして」
「切りましてー」
「クルッと裏返して切り口をくっつけると」
「くっつけるとー」
「ハート型ステーキでっす」
「うみゅ〜」
「納得してませんね」
「うみゅ〜〜〜」
「これだけじゃないですよー」
「...何でしょう?」
「ジャガイモやベルペッパー、トマトなどの野菜もハート型にくり抜いて、オーブンで焼いちゃいましょう」
「焼いちゃいますと?」
「ハートいっぱいのつけ合わせです!」
「わーお」
「サラダのトッピングも自家製ハートクルトンでっす!」
「いやっほー、ちょっとプリタンのってきましたよ〜」
「お菓子は〜もちろんハート型チョコレートケーキでっす!!」
「わーーーい!!!」
「わーい」
「わーい」
「わーい」
posted by コリスイン at 12:00| コリスケ

君たちはおいくつ?

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カジモトとPILLSBURYの話をしていまして分かったのですが、あの「フフ〜」の鳴き声で有名なDOUGHBOYが誕生してから今年で39年になるそうです。

「ドウボーイって39才なんだ〜」
「いや、それは違うよコリスケ」
「ん?」
「彼がCMに登場した時はすでにあの姿だったんだよ」
「うん」
「まあ、どれだけ若く見積もっても当時ですでに10才以上だったはずだ」
「ということは...」
「彼は49才」
「う〜ん、そう考えるとあの『フフ〜』もちょっと怪し気に聞こえるな」
「へへへ、もうちょっと強めにつついてくださいよ。あっ、フフ〜」
「何かエロいなぁ、それ(笑)」
トニー・ザ・タイガーは1952年に登場。当時5才として推定57才だね。ロナルド・マクドナルドは1963年に登場で当時は20才くらいかなぁ。今は61才だね」
「う〜む、結構みんな年いってるなぁー」
グリーンジャイアントも見た目20才くらいだよな。う〜んと彼の登場は...1925年」
「99才かよー」
「すごいな。来年100才だよ」
「きんさん、ぎんさんみたいだ」
「きんも100才、ぎんも100才、みどりも100才ってな」
「あはは」
posted by コリスイン at 12:00| コリスケ

2004年02月09日

菜食の理由

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仏教徒が菜食なのは、輪廻転生を信じているからです。

つまり、バクバクと喰らいついたケンタッキーフライドチキンが実は一昨々年の夏に亡くなったおじいちゃんだった!なんて可能性もあるからだそうで...

う〜ん、それは食べづらい。
posted by コリスイン at 12:00| コリスケ

2004年02月08日

タブーのブタなのだ

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ヒンズー教徒の牛肉のように他の宗教にも食べ物のタブーがあります。

イスラム教徒は豚肉を食べません。詳しく言いますとヒヅメが割れていて、かつ反すうをする動物しか食用にしてはいけないからだそうです。主に羊肉と牛肉を食べています。更に魚もヒレとウロコがないものは食べません。イカもタコもカニもダメだそうです。

ユダヤ教徒も全く同じものを食べる事をタブーとしています。キリスト教徒の中には酒や煙草なんかをタブーとしている人々がいますね。モルモン教徒などは更にお茶やコーヒーなど嗜好品のすべてがタブーだったりします。今はどうなのか分からないですが、仏教でも仏僧は酒や肉魚を食べないですよね。

しかし、こういうのってタブーだと思うとなおさら食べてみたくなるんじゃないかと...

それが証拠に、今から20年ほど前にイラン・イスラム革命の指導者ホメイニ師の命令で研究を続けていた科学者が「チョウザメにウロコ発見!」と世間に発表しました。目当てはその卵であるキャビア。たしか、エラの上にある突起かなにかがウロコの退化したものだとか言い張ったんですよね。う〜む、そこまでしてでもキャビアが食べたかったようです。

落語「こんにゃく問答」に出てくるニセ僧侶が酒を「般若湯」、どじょうを「踊り子」、マグロのさしみを「赤豆腐」などと隠語で呼ぶ下りがあります。これなんかもホメイニ師の「チョウザメのウロコ」に近いものがありますよね。

オレの友だちにウイスキーのポケットボトルを仕事場の机の引き出しに隠しているやつがいるんです。いや別にアル中って訳ではないんですよ。彼は仕事で成功したことがあると仲間と一種にオフィス内で小さなお祝をするそうで、その時はウイスキーのことを「TANGY WATER(ピリピリ水)」って呼ぶのだそうです。

いやぁ〜、そのうちイスラム教徒が豚を「陸マグロ」とかユダヤ教徒がイカを「海ベーコン」とか呼んだりなんかしちゃったりしてー
posted by コリスイン at 12:00| コリスケ