
酒を呑みながら日系人のバーテンダーとくだらない話をだらだら〜んと話していました。英語で。で、そろそろ家に帰ろうかなと会話を終わらせたらバーテンダーがこういうのですよ。
「あなた英語上手いね、アクセントないね」
いやいや無茶苦茶アクセントあるし、それにアクセントならあんたも十分あるよって返したら、ものすごく苦々しい顔をされてしまいました。アクセントってあって悪いもんじゃないのになぁ。コネリーなんか「ブリティッシュなまりで喋られるとクラクラしちゃう」なんて言ってますし、日本でも「京都弁の女の子っていいよなぁ」とか「博多弁の男子萌え〜」とかよく聞きますよね。
ほらほら、料理でもアクセントを少しつけるだけでびっくらこくほど旨くなったりしましてね。
例えばテリヤキソース。
どこかのレストランで食べた味を思い出しながらテリヤキソースを作ると「何だかこれじゃあもの足りないな...」とか言いながら砂糖をパッパカパッパと足していったりしますよね。んで、気付くとすんごく砂糖を入れ過ぎてみたらし団子の醤油餡みたいになっていたりするんですよ。
これ、少し甘味が足りないかなってくらいのところでタバスコをちろっと入れてみて下さい。どーですか、ちょーどいい甘味になったでしょう。
言葉でいったら「いまゴルフはどこでできますか?」が「いまゴルフはどこでできますたばすこ?」なった瞬間です。訳は分からないですが...
ほら、つぶあんを作る時に砂糖の甘味を引き出すために塩をちょっと入れますよね。あれと同じです。逆に辛味を引き出したい時には甘味を少し足す...そう、これがアクセントです!
えっ?いつにも増して強引なこと言ってますって?
はい、アクセントだけに悪戦苦闘しながら話しております。