
「ベーカリーです」
「パン屋っすね、アメリカのパンは小麦味がしっかりして大好きです」
「ここのパンはちょっと固いんだよね」
「コビはフニャフニャのポテトブレッドが好きだからな」
「ボクが小さい時からうちではパンと言えばポテトブレッドです」

「これは別のパン屋ですね」
「あ、オレこっちのパン屋のほうが好きだった!」
「ボクにとってはどちらのパンも固いです」
「フニャモチの柔らかパンが好きなのは日本人だけかと思っていたけど...」
「ボクの舌は日本人の舌なんだよ」
「いや日本人の舌は腹の調子が悪い時にピザ喰わんから」

「あ、芝生屋だね、ここの草はカッパーが食べてたよ」
「この草って小麦なんだけどジュースにして飲ませてくれるよね」
「ま、アメリカの青汁ってところだねコレは」
「アオジルは何?」
「ケールのジュースだよ」
「それは『草ジュース』より全然美味しそうだよー」
「まあ、そうだね」

「ペイストリー屋さんです」
「ここはオレよりカシコの方が詳しいな」
「カシコのパイは美味しかったね」
「コネリーもパイもウマかったよな」
「ここのパイも美味しいよ」
「キンタオーナーが一回パイ焼いたときあったじゃん」
「うぎゃ!あれはマズかった(笑)」
「うん、笑っちゃうくらいマズかったな(笑)」

「ここのチーズは美味しいよねぇ」
「そうそうそうそう、ここのチェダーは最高です!」
「日本じゃ美味しいチーズがないの?」
「あるよ、あるけど高いんだよね」
「じゃあ、ボクが送ろうか?」
「いいね〜、そんじゃオレはお返しに『四国名産グルメセット』でも送ったるか」
「ヒヤアツッ!」
「またそれかい(笑)」