
「カロタンでーす」
「プリタンでーーーーーす」
「さあ今年もやってきましたハロウィンちゃんでっす!」
「はーい」
「今年のプリタンはフレディーですね」
「そうでーす...あれカロタンは...?」
「ヘルレイザーのピンヘッドです」
「ピンヘッドの割には刺さってるピンがビミョ〜に少ないような...」
「はい、じか刺しなので結構イタいのですよ」
「こ、こわっ!」
「さあハロウィン料理といいますと」
「パンプキンパーイ!」
「いいですねぇパンプキンパイ」
「おいしーです」
「でもこのオレンジのデカかぼちゃでは作れないんですよね」
「大きいかぼちゃはサクサクして味ないです」
「そうそう、でも実は食べられないけど...」
「え?」
「種は美味しいんですよ」
「たねぇ〜?」
「はい、取り出した種を洗ってから、オリーブ油と塩をまぶしてオーブンで焼きます」
「へー」
「歯で割りながら食べると美味しいおやつになりまーす」
「うーん、でも甘くないですねー」
「ん?プリタンは甘いお菓子が希望ですか?」
「はい」
「それじゃかぼちゃの種をそのまま素焼きにします」
「油も塩もなしですね」
「それを割って中身をクッキーの生地に練り込んで焼くと...」
「おおパンプキンシードクッキーおいしそー」
「チョコチップを入れてもよく合いますよ!」
「わーい」
「わーい」
「わーい」